mita
2月28日、NHKホールでの山下達郎コンサートに行ってきました。
コンサートは素晴らしく、3時間の長丁場も飽きることなく最後まで楽しく聴けました。
実は達郎をコンサートで聴くのは今回初めてで、個人的なパーソナルなセッションやパーティでしか聴いたことがなく、あらためて唄の上手さ、声の素晴らしさを実感しました。
僕が音楽の世界に入ったのはジャズ・ピアニストの山下洋輔さんの事務所ジャムライスが最初でした。
その前年までは、ジャムライスの前身テイクワンという事務所に、山下洋輔トリオとシュガー・ベイブつまり山下達郎の両山下が所属していたとそうです。
そんなこともあり、丁度シュガー・ベイブが解散した直後で比較的暇にしていた達郎や大貫妙子などは、よくジャムライスに遊びに来ていました。
元々田舎者でジャズしか聴いていなかった当時の僕は、それまでシュガー・ベイブなどとうバンドのことなど知らず、事務所にあったレコードを聴いたのが初めてでした。
それでも、僕と達郎は同じ年で、なんとなく親しみを感じてはいました。
当時六本木に初めてゲーム・センターが出来たとき、仕事帰りに事務所の若手達と達郎とで遊びに行きブロック崩しをやったのですが、達郎がやたら上手かったのが印象深い思い出です。
そのうち、達郎はCMの作曲やアレンジなどのスタジオ仕事が忙しくなり、たまたまスタジオで出会う以外はなかなか会う機会がなくなってきました。
彼が売れっ子になってから、当時僕が担当していた杉本喜代志バンド(清水靖晃、富樫春夫、岡沢章、渡嘉敷祐一という当時の売れっ子スタジオ・ミュージ シャンが揃ったバンド)が高円寺の次郎吉で演奏しているとき、達郎が遊びに来て飛び入りで歌ったり、昔シュガー・ベイブのマネージャーだった方の結婚パー ティで会ったりという程度で、その後約30年近く会うことはありませんでした。
今回コンサート後の打ち上げ会場で全員に挨拶してくれるということで、「覚えてるかな?」と内心不安でしたが、順番が来て目を合わせ「三田です。」と言ったら、即「えー!なんで突然現れたの。久しぶり。」と言ってくれました。
沢山話したいことはありましたが、まりあ婦人と二人でみなさんにご挨拶していて、後ろに多くの方が並んでいたので、早々に切り上げて会場を出ました。
僕も音楽業界に居る身でありながら、これまでなかなか接点がありませんでしたが、いつか彼と仕事できる日が楽しみです。
2009年3月9日月曜日
山下達郎コンサート その2
mita
今回コンサートに行ったもうひとつの理由は、今回初めてツアーに参加したドラムの小笠原拓海くんが山下洋輔ニュー・カルテットのメンバーで、僕にとっては身内も同然。
数年前にいきなり若手に切り替えたこのバンドを聴いて、洋輔さんにはメールで、
「このドラムは、様々なリズムを叩き出せる音楽性を持っていて、今後が楽しみですね。」
という様な内容を書いた覚えがあります。
最近当社でマネージメントを始めたシンガー・ソング・ライター小田切大くんが今アルバムのプリプロに入っており、レコーディングやライブにドラムを入 れることになったときを想像して真っ先に浮かんだのが、坂田明さんの子息で今やあちこちで声が掛かる売れっ子の坂田学かこの小笠原くんのことでした。
そんな折、洋輔さんからのメールで小笠原くんが達郎のバンドに入ったと知り、これは聴きに行かねば、となったわけです。
コンサートでの小笠原くんは素晴らしく、彼の前では達郎以外の全てのミュージシャンが霞んで見えたくらいです。
コンサート終了後、退場の列の中、僕の後方にいた二人の若い女性が「あのドラムの子、凄いわよね。」と話しているのが聞こえました。
ロビーでは、どうやら音楽にうるさそうな男達の輪で「ドラムの奴、凄くなりそうだな。」と。
打ち上げ会場に行くと大貫妙子がいて、関係者に「やっぱり、パワーなのよね。」と大きなゼスチャーでアピールしている。
続いて現れたどこかの主催者らしき男も、ター坊にいきなり「ドラム、良かったですよねえ。」と、どこもかしこも小笠原くんの話で持ちきり。
たまたま僕の周りだけだったとは思えません。
実際、ベースとのコンビネーションもばっちりで、最後まで衰えないパワーは素晴らしく、圧巻は終盤のドラム・ソロ。
共演のミュージシャン達も誇らしげに彼のプレイを見守り、一番ピークになったときには、互いに顔を見合わせながら驚いてさえいるような感じでした。
またまた、山下洋輔ファミリーから怪物の出現です。
今回コンサートに行ったもうひとつの理由は、今回初めてツアーに参加したドラムの小笠原拓海くんが山下洋輔ニュー・カルテットのメンバーで、僕にとっては身内も同然。
数年前にいきなり若手に切り替えたこのバンドを聴いて、洋輔さんにはメールで、
「このドラムは、様々なリズムを叩き出せる音楽性を持っていて、今後が楽しみですね。」
という様な内容を書いた覚えがあります。
最近当社でマネージメントを始めたシンガー・ソング・ライター小田切大くんが今アルバムのプリプロに入っており、レコーディングやライブにドラムを入 れることになったときを想像して真っ先に浮かんだのが、坂田明さんの子息で今やあちこちで声が掛かる売れっ子の坂田学かこの小笠原くんのことでした。
そんな折、洋輔さんからのメールで小笠原くんが達郎のバンドに入ったと知り、これは聴きに行かねば、となったわけです。
コンサートでの小笠原くんは素晴らしく、彼の前では達郎以外の全てのミュージシャンが霞んで見えたくらいです。
コンサート終了後、退場の列の中、僕の後方にいた二人の若い女性が「あのドラムの子、凄いわよね。」と話しているのが聞こえました。
ロビーでは、どうやら音楽にうるさそうな男達の輪で「ドラムの奴、凄くなりそうだな。」と。
打ち上げ会場に行くと大貫妙子がいて、関係者に「やっぱり、パワーなのよね。」と大きなゼスチャーでアピールしている。
続いて現れたどこかの主催者らしき男も、ター坊にいきなり「ドラム、良かったですよねえ。」と、どこもかしこも小笠原くんの話で持ちきり。
たまたま僕の周りだけだったとは思えません。
実際、ベースとのコンビネーションもばっちりで、最後まで衰えないパワーは素晴らしく、圧巻は終盤のドラム・ソロ。
共演のミュージシャン達も誇らしげに彼のプレイを見守り、一番ピークになったときには、互いに顔を見合わせながら驚いてさえいるような感じでした。
またまた、山下洋輔ファミリーから怪物の出現です。
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