2002年10月22日火曜日

松茸くわにゃー

mita

10月14日の体育の日、僕は何故か岡山の高梁市にいました。
ジャズ・サック ス奏者の坂田明さん、イラストライターの南伸坊さん、エッセイストの阿川佐和子さん3名のトーク・ショー「備中高梁・たらふく会議」(松茸くわにゃー)と いうイベントのお手伝いです。食をテーマにしたトーク・ショーに何故僕がお手伝いをしているかというと、僕はCM音楽プロデューサーになる以前ジャズ関係 の仕事をしていて、今回のスタッフとはその頃からの付き合いがあり、坂田さんとも親交があります。今回僕を誘ってくれた同行スタッフは、林泉の渡邊さん、sept1の藤沢さん。どちらも旧いお付き合いです。

「まあどうせ暇なご時世だし、休日で仕事には影響もないだろう。」「たまには東京を離れてビータ(旅のことです)しようよ。松茸もたらふく喰えるぞ。」というオイシイ誘いに乗って、スタッフに加えてもらったのです。

岡山といえば広島にも近い、今回のイベントのリーダー格の坂田さんは広島生まれ、ということで広島は尾道育ちの僕は坂田さんや現地の方達と東京スタッフとの 通訳にもなるだろうなんていう魂胆もあったかもしれません。(実際、高梁市の言葉は殆ど尾道弁に近かったんです。)

折角僕が参加するなら何か面白い趣向ということで、影MCとして『かとうけんそう』さんの声を予め収録し当日使わせて頂く事になりました。かとうさんは現地には行けなかったものの、すっかり楽しんで収録に望んで頂きました。おまけにご自分デザインのこんな素敵なキャラまで考えて頂きました。

 奇遇だったのは、イベント終了後ホールのロビーで尾道北高の友人河野くんに会った事です。しかも彼はこのイベントの責任者のトップだったらしく、周りの関係者が、「ええ!河野さんと知り合いだったんですか?」と驚くことしきり。いやー、一番驚いたのは我々二人で、高校卒業以来初めての再会がこの高梁市で、互いにこのイベントの関係者としてとは。

何はともあれ、前夜祭の酒盛りでは不作のなか沢山の松茸や川蟹を振舞っていただき、当日のイベントも楽しいトーク・ショーとなり、久しぶりのビータを満喫させてもらいました。たまにゃあ、ビータせにゃー!

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